【2日目 グランドキャニオン編】初めてキャンピングカーでグランドサークル周ってみたら、最高だった!

グランドキャニオンキャンピングカー

マーサーキャンプグランド

グランドキャニオン、マーサーキャンプ場に着いたのは日付が変わる頃。キャンプサイトは夏場は予約の取り合いだそう。RV専用のトレーラービレッジはすでに予約がいっぱいだったので、通常のサイトへ。サイトは決して広々したものではなく、限られたスペースにピクニックテーブルとファイアピットがあり、テント1つと駐車スペースといった具合。木々に囲まれて、いかにも国立公園内という感じです。お値段はとてもリーズナブル。
Mather Campground (マーサーキャンプ場)

ビジターセンター

国立公園は初めにビジターセンターに立ち寄るのがおすすめ。理由は3つ。
やっぱり情報が豊富。マップや新聞がもらえる他、その日の天候や気温、夕日や朝日の時刻、クローズしている場所などの情報が手に入ります。レンジャーに直接話しができて、自分たちに合ったおすすめトレイルの情報も丁寧に教えてくれます。

2つ目は「ジュニアレンジャープログラム」Junior Ranger
アメリカの国立公園では基本的に無料で参加できます。対象は5歳から13歳。対象年齢でなくても伝えれば参加できると思います。うちの娘たちはたくさんのバッジを集めています。これは、ビジターセンターでレンジャーに伝えると冊子を渡されて、必要ページの問題を解いたり、絵を描いたりしながら、公園を楽しみます。最後に冊子を持って、またレンジャーのところへ行くと、質問されたり、自然を大切にしていこうというお話があったり、宣言をしたりして、最後にバッジがもらえます。(最近はコロナの影響なのか、先に親にバッジをくれるところや、郵送受付の公園もあります。ちょっと寂しい・・・)冊子の内容はそんなに簡単ではないので、その場で書いて終わらせる内容ではないです。ビジターセンターの閉館時間と滞在期間を考慮して参加されることをおすすめします!
ちなみにグランドキャニオンはSouthとNorthがあり、レンジャーバッジも分かれているそうです。私達はSouthのみゲットしました。

3つ目はビジターセンターのお土産物やさん。我が家は各地でステッカーを集めているので要チェックです。Tシャツや本、各種グッズにマグネットなど以外とキリがないので、観光の時間との兼ね合いは大事ですね。ただ、閉まる時間も結構早いので、先に見ておくと安心です。

マーサーポイント ~ ヤバパイポイント

ビジターセンターからの案内板は分かりやすく、人の流れもあるので、まず迷うことはないです。整備されたトレイルルート(Rim Trail)をゆっくり歩いて、ヤバパイポイントまで行きました。
ここからの絶景はもう説明ができません。地球に住ませてもらっている感!壮大さがジリジリ伝わってきます。そのものすごい絶景を見ながら、写真を撮りながら、歩きました。
私達が行った時はたまたま野外スペースでレンジャートークイベントがありました。グランドキャニオンの成り立ちを熱く熱く語ってくれましたよ。このイベント情報も先ほどのビジターセンターで入手できます。基本的に無料ですが、予約が必要なものもあります。
約1キロ歩くと、ヤバパイポイントで小さなミュージアムがありました。ここでも成り立ちをパネルや模型を使って知ることができます。このRim Trailはまだ先に続いていますが、私達はちょうどお腹が空いてきたのでビジターセンターに停めてあるキャンピングカーに引き返しました。

快晴のグランドキャニオン

デザートビュー

午後からは、シャトルバスでは行けない場所、ビジターセンターから22マイル,約40分の場所にあるデザートビュー(Desert View)を目指します。
ここには展望台があり、また違った景色を味わうため車を走らせます。(コロナの影響で展望台の上には上ることができませんでしたが、建物内のお土産物コーナーは開いていました。)
デザートビューの眺めは、どこまでも続くキャニオンから逆方向には荒野が果てしなく広がり、また違った広大さを感じました。柵がない場所もあり、足を踏み外すわけにはいかない危険なところもあるので、小さいお子さんからは常に目を離さないようにが鉄則です!

ここにはネイティブアメリカン(ナバホ族)の工芸品おみやげものやさんもありました!
さらにその入口にはペニーマシーンも。我が家はこれを見つけると旅の思い出に必ずやります!コレクション用のブックもあり、後で見返すのが楽しみです。1つのコインにつき25セント(クオーター)3枚と1セント(ペニー)1枚。ペニーがそのままプレスされて出てくるので、ピカピカのペニーを見つけたら取っておくことがおすすめです!

グランドキャニオン
ウォッチタワーはやっぱり写真映え!キャニオンはどこまでも続きます。

リパンポイント (夕日)

おすすめのサンセットの場所と時刻の情報はビジターセンターで収集済。それをもとにデザートビューからすぐのリパンポイント(Lipan Point)へ移動。メジャーでないポイントは駐車場も小さかったりするので、キャンピングカーの私達は早めの移動を心がけました。結果、大正解!
サンセットの写真を撮るために三脚持参の方もたくさんいました。広大さにも少し目が慣れてきましたが、子供たちはせっせとJr.レンジャーブックに取り組み、大人はゆっくりと日暮を待ちました。贅沢な時間です。見事なサンセットが見れて、空はオレンジ色とピンクと紫ともう説明のできない素晴らしい彩をみせてくれました。自然に感謝です。

夕日が沈んだ後の静かな空も少し眺めたあと、グランドキャニオン内のスーパーマーケットに移動です。約40分かけて戻ります。キャンピングカーはどうしてもスピードが遅いので、追い越し車線が出るまで後ろに車列が、、、こればかりはどうしようもできませんが、少し申し訳ない気持ちになります。でも、スピードには要注意。暗くなった道の脇に大きな「エルク」に遭遇。シカよりも大きなツノでとっても迫力がありました!

空の色が見事に変わっている圧巻の夕日の空

星空

キャンプの醍醐味、満点の星空。
これも我が家のキャンプではお決まりコースです。わざわざ車を走らせてでも見に行きます。夕食もシャワーも済ませて、防寒具を着て、昼間に行ったマーサーポイントへ。
あんなににぎわっていたのに、誰もいませんでした。なんだかとっても怖かったです。そして、風が吹き込んできて、めっちゃくちゃ寒かった。たぶん気温は2度とか。体感はもっと寒かったです。
星空は・・・整備されたトレイルルートの街頭がしっかり明るくて、期待していたほどは見れませんでした。キャニオンは真っ暗なので、すごいのを期待していたのですが。でもやっぱり、普段の星空とは格段にきれいでした。でもめちゃくちゃ寒かった~。

iPhoneで試行錯誤した星空。実際はもっと暗い空です。

明日は早起きして朝日を見に行きます!とってもいい一日でした。つづく。

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