なぜキャンピングカー?
キャンプ歴かれこれ6年になる我が家。本場アメリカに移住してからも我が家らしくキャンプを続けています。アメリカで一度はやってみたかったキャンピングカー(こちらではRVと呼びます。)
キャンピングカーで行くならグランドサークル!と決めていました。アメリカにいるうちに絶対行きたい場所。できることならより自然に密着したキャンプで。そして長期間の旅になると、やはり恋しい日本食。ホテル生活ではなかなか難しい普通の食事も我が家には大事なポイント。その全てを叶えてくれるのがキャンピングカー!
ということで、時期は11月後半、アメリカのサンクスギビングのホリデーに合わせて、プランを立てました。
レンタルキャンピングカー会社
数社あるうちからエルモンテを選びました。基本的には金額(それでもなかなか高い…)見た目が宣伝広告カーという某社も有名でしたが、社名も控え目なエルモンテを予約。
- 燃費:いかにも燃費が悪そうな車ですが、5km/lだそう。
- 走行距離:1日おいくらのレンタル料金に加えて、走行距離によってさらに加算されます。ルートを決め、事前に何マイル走るのかを想定して事前にマイルを買うと、後で精算するより少しお得です。
- 保険:もちろん別料金。自家用車に追加できる保険もあるみたいですが、我が家の場合(GEICO)は付帯できないということで、最低限の保険に加入することに。だいたい$30/1日でした・・・。
- 他のオプション:寝具や調理器具は全部オプションでした。何かといちいち追加費用が発生するので、我が家は極力持参することにしました。寝袋や普段のキャンプで使っている鍋や食器、念の為紙皿なども事前準備しました。※ラスベガス支店では炊飯器やコーヒーメーカーもレンタルできました。しなかったけど。。。
グランドサークル ルートプラン
次は旅行の日数に合わせて、どこをどのルートで回るか。これはたくさんの情報を集めて、Googleマップとにらめっこしながら決めて行きました。参考までに我が家が走ったルートを記載しておきます。
総勢約1400マイル
1番行きたいと思っていたグランドキャニオンを起点にしてまわりました。情報を集めるうちにだんだん目が慣れてくる…と聞いたので。その気持ち、すごく分かりました!
- 1日目 オークランド →ラスベガス 空路で移動 → RVレンタル、買い出し → グランドキャニオン へ(グランドキャニオン 泊)
- 2日目 グランドキャニオン 観光 夕日&星空(グランドキャニオン 泊)
- 3日目 シャトルバスで朝日、観光 昼出発 → セドナへ ベルロックトレイル(セドナ泊)
- 4日目 ブライトンキャニオン、エアポートメサ → モニュメントバレーへ(モニュメントバレー泊)
- 5日目 バレードライブ、16マイルドライブ ※レンタルjeepで(モニュメントバレー泊)
- 6日目 モニュメントバレートレイル → レイクパウエルへ(レイクパウエル泊)
- 7日目 グレンキャニオンダム → ホースシューベント → トレイル(レイクパウエル泊)
- 8日目 レイクパウエル散歩 → アンテロープキャニオン → ザイオン方面へ(カナブ泊)
- 9日目 ザイオン ナショナルパーク、エンジェルスランディング、リバートレイル (ザイオン泊)
- 10日目 ザイオン → ラスベガスへ → レンタカー返却 → ラスベガス観光 →飛行機で帰宅
キャンピングカーのメリット・デメリット
・組立、撤収
テントキャンプと大きく違うのは、やはり組み立て撤収が無いこと。テント泊だと最低でも2泊ずつしたいところだけど、キャンピングカーはサイトに着くと、電気や水道をつなぐ作業ぐらい。慣れると5分かからない作業です。家ごと移動するので、同じ場所に2泊する理由はあまりありません。ホテル泊でもチェックインアウト、荷物出し入れがあるので、やっぱりキャンピングカー最高です!
・自炊
キッチンも冷蔵庫も電子レンジも完備されているので、キャンプ飯を超えて普通の家のごはんができてしまいます。キッチン付のホテルに泊まると思うとお値段もお手頃に感じます。
・運転、駐車
デメリットは移動、駐車が楽ではないことが1番かな。いつもGoogleマップに頼っている我が家ですが、到着時間の目安よりもジワジワ遅れます。特に片側1車線道路では、後続車両の列が気になってしまいます。今回のルートではセドナが一番都会でリゾート地だったので、駐車するのに苦戦しました。
これはレンタカーの場合ですが、通常走行距離に応じて金額が加算されます。こちらもムダに走りまくったりはしたくないのですが、一度、道を間違えてしまって、簡単にUターンもできず、ひたすら間違いルートを走るしかないという状況がありました。
・燃費
良くないです。ガソリン価格の高騰もあり、一回の給油がなかなか高額。ただ、タンク容量は多いし、ガス欠の心配はありませんでした。
こちらではキャンピングカーが自家用車を牽引していたり、自家用車がRVの家部分だけを牽引している光景をみかけます。長距離移動は大変だと思いますが、現地に着いたら自家用車で動けるというのはとても楽ちんです!
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